みなさんこんにちわ!
夏休みボケからなかなか脱出できない、
事務のチコちゃんです(°▽°)
久々の投稿になります。。。
みなさんの中で、
レンガ調のおしゃれな家やサイディングボードの形状や雰囲気、
カラーなどをこのままで綺麗にしたいな!ってお考えの方
いらっしゃいませんか?
でも中には外壁塗装って色を塗るから変わってしまうのでしょ?!
と思ってる方もいるかと思います。
そこで今日は少し、
そんな方のために、「クリアー塗料」というものをご紹介させていただきますね。
クリアー塗料という名前の通り、顔料(色の要素)を含んでいない、
透明の塗料が使われていますが、その役目として大きいのは、
主に、壁のコーディング(保護)として使われていると思っていただけたら
いいと思います。
壁の表面にツヤを出すことで「新品の屋根!!!(大げさですが^ – ^)」に見えて、
さらに壁の表面に汚れにくくなるというメリットがありますね。
壁の劣化のサインとしてよく「チョーキング現象」という言葉を聞くと思いますが、
これは外壁塗料に含まれている顔料が原因で表面に白い粉のようなものが出るのです。
でもこのクリアー塗料はそもそも顔料が含まれていないので、
このチョーキング現象というものが発生しないというメリットがあるのです( ^ω^ )
ここまで言うと、「とてもいい塗料!」と思われるかもしれないのですが、
クリアー塗料は全ての壁に塗れるわけではありません!
正確に言うと、塗ることは可能ですが、
クリアー塗料が適切ではない壁もあると言うことです。
クリヤー塗装(塗料)が可能な条件は以下の3つです。
・目安として新築時から10年前後しか経っていない家。
・壁の表面の劣化があまり酷くなく、汚れ、傷が目立たないこと。
これはクリアー塗料は透明なため、現在の壁の劣化の見た目が、
そのまま仕上がりに影響してきてしまうので注意が必要です。
たとえ表面にツヤが出たとしても、傷や汚れがそのままだと、
どうしても美観を損ねてしまいますよね。
目安として10年前後と言いましたが、
もっと年数が経っていても今の壁の状態が劣化も目立たなく
「まだまだ綺麗でいける!」となれば、
クリアー塗料で問題ないと思います!!!!
それともう1つ注意が必要なことが、
・壁自体に光触媒や無機の表面コーティングを施されているものではないということ。
このような壁にはクリヤー塗装の樹脂が定着しないため
おすすめはできません。
以前、お施主様より先に見積もりを提示している業者さんが
コーティングされている壁というのがわかっているにも関わらず、
『全然上から塗れますよ!』と営業さんから
言われたと、うちの営業マンが話をしていました。
確かに塗れることは塗れるでしょうが、
すぐに剥がれてきたらどうするのでしょうね。。。
その業者さんはきちんと対応するのかな。。
弊社では事前にきちんと説明させていただき、
クリアー塗料ではない塗料をおすすめ致します。
お施主様が塗って欲しいと言われても、
きっとうちの社長は断ると思います。
だってすぐに剥がれやすいとわかっていながら、
そのまま塗ることはお互いにとってあまり
気持ちがいい仕事ではないですよね。。。
クリアー塗料は、良い塗料なのですが、
どの壁にもクリヤー塗料が適切なわけではないので、
どうしても模様を残したい場合でも
クリヤー塗料を使うべきなのかそうでないのか、
塗装業者さんがきちんと判断して、
プロとしてご説明する義務があるかと思ってます。
外壁が気になる方はぜひ1度ご相談くださいませ!!
事務のチコちゃんでした(*^^*)