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保険金を使った勧誘にご注意ください。

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みなさんこんにちは!
この週末は天気も良さそうで外出される方が多いのでしょうね。
そんな10月も終わりいよいよ11月。
2021もあとわずか、みなさん今年はいい年になったでしょうか?

そんなみなさんの中にきっとこんなことで嫌な思いをされている方が
いらっしゃるのでは?

最近ちょっと気になること。
それは、私たち塗装業界に関することだけではないのですが、
火災保険を使って自己負担なく住宅の修理ができるという名目で
お施主様を煽り、強引に住宅補修を勧める住宅事業者が増えているということ。
保険金を使うことが悪いわけではなくて、なぜ、相談センターにまで相談するケースが増えたのか?
その点に注意をする必要があります。

これはもしかしたら、事業者が増えているのではなくその事業者の勢いが増加しているということも考えられます。
どちらにしろ、お客様に取っていいことではありません。
いやいや、お客様の負担なしで補修ができるのならいいことではないか?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

でもよく考えて見てください。

保険金を使って補修を勧めるということは、手続きの手間を考ると
できるだけ高額な工事でないと割りに合いません。

そこで、できるだけ高品質な工事を勧めてくるでしょう。
高い材料を使った、手間のかかる工事を。

そう。
お見積もりの時だけは。

実際の工事は、残念ながら見えない部分で安価な材料を使い、
工事が必要ない部分の工事までしたり、手抜き工事という報告の相談が多数なのです。
しかも、最初だけ保険のことをちらつかせて、結局保険金が使えなかったなども。

明らかに、状況が加入している保険に適用されるようなケースであれば問題ないでしょう。
でも、そうでないと思っているお客様だからこそ勧誘しやすい。

上記のグラフにある数字は実際に相談があった数字です。
お施主様が、不安に思って相談してきた数字になります。
実際に保険を使って補修して満足された方の数字は含まれていません。
依頼する施工業者に相談せずに、国民生活センターさんに相談が必要と感じた件数です。

このコロナ禍で外出自粛やテレワークなどが増え、
お施主様が自宅にいる時間が増えたことにより、
悪徳事業者にとっては営業がしやすくなり、結果このようなトラブルが増えてきたのでしょう。

同じ住宅業界の人間として思うのは、保険を使って補修ということではなく、
適正な価格できちんとした施工をして欲しいこと。

残念なのは、よくいる格安の業者さんも同じことですが、安く請けたからといって適当な工事をしないで欲しい。
特に安い業者さんの中には、下地の補修もなく平気でその上から塗装したりしているのが目につきます。
全ての安い業者さんがそうではないでしょう、きっと。
そう思いたいです。

ただ、お施主様にとって初めて会う事業者が良いか悪いかの判断をお施主様がすることは難しいことかもしれません。
悪徳になればなるほど、営業トークが上手ですから。

だから、まず、いきなり訪問してきて保険金を使った補修を勧めてくる業者さんがいたら、
必ず他社さんの見積もりも取るようにしてください。

悪徳業者は、そろそろ補修が必要だな!と思ったお客様を訪問するので、
実際に補修が必要な状況かもしれません。
そんな時でも慌てずに、すぐに契約はせず、ご家族や近くに相談できる人がいなければ、
息子さんや娘さん、または近所の友人や知り合いに相談してください。

それでも相談する相手がいなければ弊社にご連絡ください。
実際に弊社に工事を依頼しなくても構いませんので、アドバイスはできるかと思います。

くれぐれも、訪問会社の営業が持ってきているツールの中に記載されている消費者相談窓口には電話しないで、
困った時は消費者庁の下記の消費者ホットライン「188」にご連絡された方が安心です。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/pdf/hotline_180326_0001.pdf

ちょっと気になったので、みなさんへのお知らせでした♪

少しでも、外壁塗装業界が健全なイメージでお客様の中に浸透していくように
弊社では誠実なご対応と適正価格、安心・安全な工事をお約束いたします。

 

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