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市川市の屋根葺き替え、外壁塗装⑤

施工事例

今日は連投でいきます(^ ^)
足場設置の次の作業としてまずは既存屋根の撤去になります。

今回のお施主様の屋根は、かの有名なニチハさんのパミールになります。
アスベストが禁止になった直後に販売されたもので、アスベストはないにしても、製品に一部不良が見られ
各地で色々と問題になった曰く付きの屋根材ですね。
今だにリコールは認めていませんが、一部ではニチハさん(もしくは請け負った新築住宅メーカー)が、
改修費用を負担するという話も聞きますが、法的には「屋根材の機能を2年間維持できればよく、
10年間雨漏りしなければよいので、ニチハのパミールは法的には不具合ではない」というのが現実なので、
屋根材の不具合だけでは補償対象にはならいでしょう。
ただ、屋根材ではなく、釘のサビであればもしかしたら補償を対応してくれるかもしれませんが、
実際は色々と難しいのが現実です。参考に↓
https://www.nichiha.co.jp/news/20101105_01.pdf

上記のことから、築20年近くたっていて、雨漏りもしていない住まいに対して、
住宅メーカーさんのリフォーム時に、「不良品でしたので、その分値引きします」など言われた時は、
それも営業手法ですのでご注意ください(^ ^)
その際、きちんと見積もり明細に、ルーフィング(防水紙)の品名が掲載されているか
もしくはどのルーフィングを使うのか聞いて見るといいでしょう。
ルーフィングにもそれぞれ耐用年数が変わってきます。
屋根材選びも大切ですが、その下のルーフィングが雨漏り防止のためには最も重要ですので、
確認されることをお勧め致します。

これが、パミールです。

そして、いよいよ既存屋根材の撤去になります。

Before

 

 

 

 

 

撤去後

Before

撤去後

そして、住まいを雨から守る大切な役割を担う、ルーフィング(防水紙)の施工です。
今回、屋根材をディーズルーフィングという高耐久性な屋根材を採用しているため、
同じく防水紙も同様高耐久な製品を採用しております。

今回採用したのは、ニューライナールーフィングと言って、改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、
防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。
普通のアスファルトルーフィング(防水紙)の耐久性は10年ほどですが、
ニューライナールーフィングは30年の耐久性が試験で確認されています。
屋根材はメーカー30年保証が付与されているので、
屋根材及びルーフィングとも、長期間住まいを守る安心な製品である証拠でもあります。

とりあえずここまで来たら、屋根施工は一安心です。
次の日以降、雨の予報が出ておりましたので、
なんとか間に合ってよかったです。

そして、高圧洗浄、塗装へと進んで参ります。

 

 

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